デボーションのサンプル その1
記事インデックス
ある人のデボーションノート#1:
――――――――――――――――――――――
聖書 ローマ 3章1~8節
題目 たとえ私が真実でなくても
内容観察
ユダヤ人は神さまから特別に選ばれて、御言葉を伝える責任が与えられていました。だからといって、彼らが神さまの御名を汚すようなことをしても、神さまの正しさは変わることがありません。
静聴
4節。
クリスチャンがどんなに不真実で不信仰に陥ったり、不完全であったとしても、 それによって御自分の真実、正しさを損なわれることのないお方です。 たとえ私たちの中に不信仰な者がいたからといって、 神さまが真実ではないということにはならないのです。私は自分の行いやことばによって、 神さまの正しさが損なわれると思ってはいないでしょうか。
祈りと適用
最近クリスチャン同士の交わりや学びには積極的に参加していましたが、大学の友人とは話しもつまらなく感じて、サークルにもほとんど参加していませんでした。しかしこのみことばをとおして、私が未信者の友人との交わりを避けていた本当の理由に気がつきました。「クリスチャンなのになんでそうなの」と言われることを恐れていたのです。しかし私がどんな者であったとしても、神さまの真実さが損なわれることはないのですね。神さま御自身が、わたしの周囲の人々に御自身の真実を示してくださることを信頼して、恐れずに交わります。
今日の優先順位
ずっと出ていなかったサークル活動に参加する。
例1の解説:
デボーションをしている人
このデボーションをしている人は、学生です。多分女性だと思います。
彼女の状態
彼女は大学であるサークルに入っていましたが、最近出席していませんでした。クリスチャン同士の交わりや学びが楽しく、それに比べて未信者の集まりであるサークルがつまらなく思えたからです。
聖書から教えられたこと
聖書から、信仰者が不真実だからと言って、神さまの真実が損なわれないことを知りました。
御言葉から与えられた気づき
サークルに出席しない本当の理由が、実は「あなたはクリスチャンなのになんでそうなの」とクリスチャンらしからぬことを批判されるのを恐れていたことにあると気がつかされました。
それでどうすることにしたのか
取るべき行動が示されました。自分が「それでもクリスチャンなの」と言われても神さまの真実は損なわれないこと、神さまは真実を示してくださるに違いないと教えられ、安心してサークルに出席できることを教えられ、サークルに出席するという導きを与えられました。
決心
「ずっと出ていなかったサークルに出る」と決心しました。
このデボーションの特徴は、神の導きを得て生活に適用することにあります。聖書を思いめぐらすことに終わらないで、神さまの導きを具体的に受け取るところに特徴があります。
(このガイドは、http://hola.la.coocan.jp/devotion/dev_index.htmlの牧師堀江明夫による「御言葉に生かされる恵み」からのもので、許可を得て転載したものです。)