デボーションの第一ステップ:礼拝(神の前に出る)
第一ステップ:礼拝(神の前に出る)
語りかける方を意識する必要性
デボーションを学んだ時「神が共におられることを知ることと意識することとは天地の違いがあります」と教えられました。「知る」ことは知識に留ま りますが、意識することは出来事になります。デボーションをする時は、聖霊様が共にいて下さることを意識し、目の前におられて自分に語りかけてくださると 意識します。
意識すると聖書を「読む」行為が、次第に「聞く」行為になっていきます。語りかけとして「聞く」ことができるようになっていきます。すると神さまに素直に聞き従おうという気持ちが生まれてきます。
語りかける方・聖霊
「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、・・」(テモテ二 3:16)。
「何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです。なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたのではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったものだからです」(ペテロ二 1:20~21)。
聖書は私たちが理解できる言葉で書かれています。だから信仰のない人でも読んで、それなりに理解することはできます。聖書を真に理解しようとする ならば、聖霊の導きを受ける必要があります。なぜなら、聖霊様が人々を導いて聖書を書かせた方であり、聖書の著者であるからです。著者ご自身が教えて下さ らなければ、聖書を「神様の言葉」として聞き、理解することはできないのです。
私たちの内に住まわれる聖霊
「この方は、真理の霊である。世は、この霊を見ようとも知ろうともしないので、受け入れることができない。しかし、あなたがたはこの霊を知っている。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである」(ヨハネ 14:17)。
大切なことは、キリスト者はみな聖霊を受けていることです。聖霊様がわたしたちの内におられること、内住して下さっていることを信じることが大切 です。この方が語りかけてくださるからです。この助け主である聖霊が私と共に、わたしの内におられ、デボーションを導いてくださいます。
具体的な礼拝
神さまが目の前に臨在することを意識し、神さまを賛美します。讃美歌を歌いましょう。
• ご臨在を感謝し、神の導きを祈ります。
• 導きに従いますと、告白することも大切です。
• デボーションの導きを祈ります。幼子サムエルのように 「しもべは聞きます。主よ、お語り下さい」。
信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです(ヘブル11:6)。
(このガイドは、http://hola.la.coocan.jp/devotion/dev_index.htmlの牧師堀江明夫による「御言葉に生かされる恵み」からのもので、許可を得て転載したものです。)