デボーション:静聴の方法
静聴の方法(O GOD SPACE 式静聴法)
どうすれば具体的に神様のみ声を聞くことができるのでしょうか。読んでも意味が分からないときがあり、意味は分かっても知識としてだけわかって心に響かないときもあります。神様のみ言葉を通して、御声を聞く鍵は、み言葉を口ずさみ、黙想するところにあります。
1. 観察
その日のみ言葉を注意深く読みましょう。神様のみ言葉は読みながら聞くものです。よみながら聖霊様のみ声に耳を傾けることです。み言葉を色鉛筆で印をつけながら、注意深く調べましょう。そして全体の意味を把握しましょう。
2. 神はご自身をどのように現しておられるか
神様はどういうお方であられるかをよく考えましょう。今日のみ言葉の中で、
神様はご自身をどのようなお方として現しておられるかを読みとります。私たちの信頼と信仰の対象であられるまことの神様が、どんなお方であるかを知ることこそが、私たちの信仰の成長を意味します。父なる神は、御子イエス・キリストは、聖霊の神は、み言葉の中でどのようにご自身を現しているかを見つけ るのです。
3. 教訓
神様が私たちに与えて下さる教訓が何かを聞きましょう。神様は私たちにあまり意味もないのに、ご自身の御姿や御人格を現して下さることはありません。神様はみ言葉を通して、具体的に私たちに命令やお願い、また警告をされます。また慰めや励ましを与えて下さいます。
ある人々は、神様のみ声を聞くために、次の五つの頭文字をとって「SPACE」という方法を用いています。この五つすべてを読みとる必要はありません。
o 示された罪(Sins to confess)はないか
o 約束、慰め(Promises to claim)
o 避けるべき行動(Actions to avoid)はないか
o 従うべき命令(Commands to obey)は何か
o ついて行くべき模範(Examples to follow)は何か
4. 秘訣
聖書を読み、黙想するとき、心の反応に注意して下さい。どの教えがあなたの心に響いているのか。エマオ途上の二人の弟子たちは、イエス様から聖書の説明を聞いたとき、心が燃えていました。心に響く教えを通して神様はあなたを具体的に導こうとされます。
また、自分に正直になり、自分の心を神さまに対して開きます。神さまは私たちの心に語りかけます。
(このガイドは、http://hola.la.coocan.jp/devotion/dev_index.htmlの牧師堀江明夫による「御言葉に生かされる恵み」からのもので、許可を得て転載したものです。)